工場便り|ルーター加工というものをお見せします

 

学習ワゴン3段目の引き出し

ファイルを取り出しやすくするために

側板にアール加工を施し段差をつけています

 

 

パーツ単体で見るとこんな感じ

さて、どうやって四角い板から加工するのでしょう

 

 

軸傾斜という機械で、切れ込み1

 

 

そして、切れ込み2

まだ、この時点では完全に切れていません

 

 

パキッと、取りしろ部分を手で折ります

 

 

お次は、横切り盤に治具(ジグ)をセット

 

 

先程の部材をセットして角をカット

 

 

これで下ごしらえが終了

ここまでの作業はルーター加工時の

曲線切削時の抵抗を減らすことが目的です

 

 

さていよいよルーター加工です

治具(ジグ)にパーツをセットし、手の位置、抑え方を確認

 

綺麗に加工できました

 

 

それぞれの木工機械で使用する治具(ジグ)は

職人が各々、オリジナルで作り改良を加えていきます

この精度が家具の品質に直結するからです

まさに手作り家具は、日々試行錯誤