流しそうめん祭り2015 [workshop]

「玉川マルシェ」の一角に、ヒノキクラフトのブース。
10時頃からワークショップを始めましたが、開始直後は子供の姿も少なく、先行きちょっと不安。。
「みんな来てくれるかな~。」
なんて思っていると、少しずつ、少しずつ、子どもたちが集まってきます。
幼稚園児から小学生まで、
2~10歳ぐらいまでの、幅広い年齢のお子さんに参加していただきました。
狙い通り、親子で和気あいあいと、組み立てをしています。
「木から良い香りがする~!」
なんて言いながら、ヒノキの香りを嗅ぐ子供たちがチラホラ。
いつの間にか、座る場所が無いほどの「満員御礼」。
真剣な眼差しの子どもたち。
思い思いの作品を造り上げます。
一人一人が、アーティスト。
個性的な作品も、たくさん出来上がりました。
作った船は、近くの川原で流してみたりと、遊び道具としても楽しめます。
こだわって造り上げた作品を、大切そうに持ち帰る子供たち。
嬉しですね。
「宝箱に入れておきます!」
って言う、お子さんもいました。
「良い香りがするけど、この木、何の木?」
「目の前の山に生えているヒノキだよ。」
「そーなんだ!今度お父さんとその山に登ってみよ~。」
なんて会話も。
ヒノキクラフトで作られているヒノキの家具。
このヒノキは、自然あふれるこの玉川で育ち、
60年以上の時を経て、家具として生まれ変わります。
自給可能な、日本の森林資源。
身近にあるこの素材を使う事で、森林資源が循環利用され、山村にも活気が戻ります。
この自然の中で、いつまでも子供たちが遊び続けられるように、
そして『ヒノキ』という素材の素晴らしさを、イベントを通して伝えられればと思います。