静岡大学|演習林材仕様|ochabu(オチャブ)
静岡大学の演習林材を活用した、
家具造りプロジェクト第2段。
静岡大学演習林材を使って、
折り畳み脚のochabu[60]を製作しました。
※演習林とは、林学の研究や教育のための、実習林・実験林、その林の中には、特性のあるさまざまな種類の木が自生しています。
天板を作り上げるのに、
かなりの手間がかかった「カラスザンショウ」の天板。
普段加工している木材とは異なり、
反りも強く、時間をかけながら加工しました。
作り手として思い入れのある木材です。
カラスが好んで実を食べたことから、
由来する名前のミカン科の落葉高木。
脚部は、静岡県産のヤマザクラを使用。
そして、味のある木目が特徴的な「スダジイ」。秋になると「どんぐり」の実をつけ、一般的にはシイタケがなる木として知られています。関東地方では、「シイノキ」として呼ばれる、身近な木材です。
どちらも、家具材としては流通していない樹種となりますが、仕上がりは味のある逸品となりました。
裏面には、静岡大学のロゴマークを掘り込んで。これからの展開が楽しみなochabuとなりました。
自社工場・自社職人、少量製作だからこその、
手づくり品質と期間なしのアフターサービス。
創業から、家具産地で想いと技を込めてきた、
つくり手の顔が見える本物の無垢家具づくり
ヒノキクラフト。
■檜材について(参照/森林・林業学習館)