組み立て式=ノックダウンとは

ヒノキクラフトの家具は、ほとんどが組み立て式。
組み立ては簡単ですか、というご質問をよくいただきますが、
それほど難しいものではありません。

ただボルトを差し込んで締める、といった形式もありますが、
慣れなくて戸惑うとしたら、写真のようなケースがあります。

写真で見ると、左手でボルトの受けを差し込み、
右手でボルトを締めていきます。
左利きの方は、その逆で。

ボルトを締めるための「六角レンチ」も、もちろん付属しています。
商品によってドライバーが必要になる場合もありますので、
ドライバーだけはご用意ください。。

組み立て式の家具は、外から金属の金具が見えてしまいますが、
その変わり、いいこともたくさんあります。

まず、狭い場所でも出し入れが簡単なこと。
本棚なんかは、解体できるととっても便利です。
部屋への入り口が狭くても、パーツで運び入れて組み立てて起こすだけ。

最近、昔買った突板貼りの本棚を処分しましたが、
解体できずに2階からえいやこらと降ろしました。
家具は、解体できるかどうかがとっても重要なことだと実感した瞬間でした。

それから、パーツ交換ができることも、組み立て式のいいところです。
万が一、ひどく傷ついたり壊れた箇所があっても、
そのパーツを交換するだけで、全て買い換えたり捨てたりする必要がありません。
解体できない商品だと、修理してもらうにも配送が面倒だし。

といったことを考えていると、そのうち金具が見えるデザインも
かわいらしく見えてくるはずです。

もともとは、プラモデル好きの社長の趣味が高じてそろえたラインアップ。
あと、個人で家具職人をやっていたときに、
大きくて運びにくい家具に懲りた、というのもあるみたいです。

ヒノキクラフトとしてはもちろん、個人的にも
家具は軽くて、解体できるモノが断然いい!と思っています。

歪みが生じたら、放っておかないでボルトを締め直す、などを繰り返し、
大事に使えば100年もつ。
ヒノキの家具には、そんな未来があります。

組み立てを面倒だと思わずに、積極的に挑戦してみてください!
家具の構造がわかって何となく得した気分だし、
何より子供さんなんかは、モノができていく過程を体験できて楽しいのではないか、
と思ったりするのでした。。