学習机の高さについて考える

学習机の高さについて考えてみました。

70cm・74cm・76cmの物まで流通しています。

机の高さに合わせて、椅子の高さを無理矢理
高く設計したものもあります。なぜだろう?

 

 

 

 

ちょうど良く感じる机の高さは、
椅子の高さから算出します。
椅子に座って靴やスリッパをはかずに足裏が
きちんと床に着くのが理想的で、
日本の成人男女の平均的な体型で、
椅子座面の高さは42cmが適当と言えます。
その椅子の高さから逆算すると、
70cmが、ちょうど良く感じる高さとなります。 
机に限らず、ダイニングテーブルも同じです。
この高さを自信を持ってお勧め出来るのは、
1994年から家具を作り続けきてきた経験値、
お客様の声をたくさん頂いているからです。

 

 

企業・オフィス等で使用されている、
大手事務機メーカーの推奨サイズは、
靴を履いて使用しているにもかかわらず、
70cm高さのものが多いことも事実です。
大人がデスクワークで使用している
机の高さが70cmという事は、
日本人の机サイズの基準と考えても
良いのではないでしょうか。
なぜ、73cmや、それ以上高い机が普及したのか、
様々な要因が考えられます。
また、現代のパソコン社会の中でも、
パソコン用の机の高さの平均数値をみても、
高さ調整式のもので60cmから、
高くても70cmの物がしめています。

 

 

アンティークの机は高さが76cmが多い。
それは、引き出しが大きく深いためで、
モモにあたり為、机の高さを上げていました。
単純なことでした。

 

 

西洋基準サイズ。
全世界共通で販売されている机や椅子などは、
日本人向けのサイズで作っているのではなく、
大柄な西洋人を基準サイズとして作られています。
日本人が、大柄になってはいますが差があります、
体型だけではなく文化の違いも考えてみると、
家の中で西洋は靴文化、日本は靴ぬぎの文化です。
靴の厚さでも2~3cmの差が出てきてしまいます。

 

 

 

 

 

自分に合わない高いサイズの机を選んでしまうと、
手を常に上げた状態となり、
肩コリ・腰痛などの原因となりかねません。
机が高いと椅子も高くなります、そうなると
腿裏(ももうら)を圧迫して不快になります。
机イメージも大切ですが、まずはサイズです。
最低12年は使う机、慎重にお考えください。

 

 

それでも、体が大きくなると予測出来るお子様には、
高さ調整式の机や、、4の本脚を簡単に交換できる
シンプルなリビングデスクをお勧めします。

 

 

 

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ヒノキクラフト。

 

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