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引出の底板

 

 

「無垢の木」で造る、ヒノキクラフトの家具

 

引出の中を覗くと、底板は杉材を使用しています

 

本体は檜なのに、なぜ底板は杉?

 

 

 

 

それはなぜかというと、檜は空気に触れていない部分に「ヤニ」が出る事があります

 

地面に生えている時は、自分自身を水などの水害から守るために、

 

耐水性の高い「ヤニ」という物質を出すらしいのです

 

 

檜の「ヤニ」は、アルコール等で簡単に拭き取れるのですが、

 

引出内部は、空気に触れる機会が少ないため、

 

「ヤニ」が出てしまうことが、稀にあります

 

 

そのため、ほとんど「ヤニ」を出さない杉材を、適材適所として使用しています

 

本棚や、棚モノの裏板に杉を使うのも、こういった理由からです

 

 

 

 

そんな杉の底板ですが、よーく見てみると、1枚の板ではなく、等間隔(赤線部)に木を貼り合わせています

 

 

 

 

実は、モルダーという機械で加工した、約7cm幅の板を貼り合わせて、底板を製作しています

 

無垢の木は、板の幅が広いほど伸縮が大きく、一年を通して伸びたり縮んだり

 

幅10cmに対して、1mm程度伸び縮みするとも言われています

 

 

そのため、手間は掛かりますが、板1枚の幅を7cmほどに揃えて、

 

木の動きの影響が少ない底板を製作しているのです

 

 

一見、なんてこともない底板ですが、相手は本物の「無垢の木」

 

木の動きを考慮しないと、破損の原因ともなりかねませんから

 

 

無垢の家具造りは、見えない細部への、「木(気)づかい」が重要なのです

 

 

at 07:00, hinokicraft, 学習机のこだわり

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