高さ調整式学習机 2本脚デスク|強度|構造|

ヒノキクラフト創業時からのロングセラー、

高さ調整式ひのき無垢二本脚デスク。

静岡県工業技術センターの

厳しい耐久試験をクリアした、

学校用の可動式学童机の設計をベースに、

家庭向けに製作したオリジナル学習机。

様々な改良を重ね辿り着いたカタチです。

 

 

 

 

コモデスクの高さ調整範囲は、
55cm~73cmの範囲で7段階調整、
大人でも使用できるサイズまで可動。
高さ調整式椅子との組み合わせて、
正しい姿勢で勉強できます。
椅子を引かずに横から出られるデザインが、
小さなお子様に、とっても好評です。

 

 

 

 

高さ調整式机で一番大切なこと。
まずは強度を確保する構造体設計。
二本脚というのは、不安定な形です、
それゆえ、深く考えなければなりません。
天板がぐらぐらしたり、斜めになったら、
集中できないだけでなく、危険ですから。
小学校用の高さ調整学童机を設計した時、
やはり強度というものが問題となりました。
天板と脚の接合・脚と脚の連結接合・
構造体・穴あけ位置や接合金具の選定まで。
ありとあらゆることを想定して解決しました。
今回は、天板下の強度パーツを簡単に検証。

 

 

 

 

上の写真画像は、試作のコモデスク。
T型の強度パーツが無い状態で検証です、
本体と調整パネルは2本のボルトで連結。
コストを抑えるための構造ですが、
手をついて天板に加重がかかると、
天板が斜めになり、ぐらぐらします。
やはり写真赤線の強度パーツは外せません。

 

 

「家具の基本は、まず強度。
 使いやすさと安全性。」
口癖のようにつぶやいています。
作ることが仕事の会社ですから。

 

 

次回は、オリジナル金具のお話。

 

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ヒノキクラフト。

 

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檜材について(参照/森林・林業学習館)