ダボ構造 接合部接着実験検証
家具の接着加工の方法は、
「いも漬け」という、
ただ、面と面を接着する方法から、
釘・ビス・ダボ・ほぞ・ビスケット等、
コストと必要強度に合わせて手法は様々です。
全ての手法において、当たり前ですが、
部材を組み上げると、当然、中は見えません。
つくり手として、理論通りに接着されているか、
とても気になります。
当社でよく用いられている手法が「ダボ構造」。
写真のように直径6mm~10mmの丸棒を、
部材と部材でつなぎ強度を出す組立構造。
考え方は、「ほぞ組」と同じ理論です。
この小さな丸棒がしっかりと収まり、
接着剤がダボと部材に回りこんでいるか、
確認するために接合部をカットしたのが、
上2枚の写真です。結果は上出来。
カットした状態でも、びくともしません。
気になることは、実験・目視考察。
つくることが仕事の会社ですから。
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自社工場・自社職人、少量製作だからこその、
手づくり品質と期間なしのアフターサービス。
創業から、家具産地で想いと技を込めてきた、
つくり手の顔が見える本物の無垢家具づくり
ヒノキクラフト。