これからが、檜材の伐採旬
12月に入り、
気温もグッと冷え込むようになってきました。
寒さが日ごとに加わるようになり、
日が沈むスピードも加速を増し、
これから本格的な冬の到来です。
「冬の季節の旬のもの」というと、
何を思い浮かべるでしょうか?
果物だったら、リンゴや甘みかん、
魚だったら肉厚のヤリイカや
脂のたっぷりのった金目鯛。
これから美味しくなる季節ですね。
しかし、『旬』とは、
食材だけの話ではありません。
実は、「ヒノキ」も、
これからが『旬』の季節なのです。
冬の季節は、「木材の伐採の旬」。
春から夏の間に、樹木は光合成を行い、
太陽と大地の恵みをうけて、
グングン成長していきます。
この間、木の外側にあたる辺材の細胞には、
木の「栄養」といえるデンプン質が
多く含まれた状態になります。
そして秋が深まり冬が近づいてくるにつれ、
木々は水を吸い上げなくなり、
春先の新緑の季節まで、
冬眠のような状態になります。
木中のデンプン質は、一年で最も少なくなり、
成長活動が少ない、この時期に伐った木材は、
腐りにくく、丈夫で割れにくい材となります。
「切り旬」と呼ばれている
ベストシーズンのスタート。
原木市場にも、伐採された良質のヒノキ材が、
ぞくぞくと入ってくるようになりました。
まさに、これからが、
ひのき伐採の『旬』といえる季節なのです。
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ヒノキクラフト。