オクシズ ワサビ発祥の地へ

静岡駅から車で1時間ほどの場所にある、ワサビ発祥の地「有東木(うとうぎ)」。

檜・杉林に囲まれたこの山間部は、

清らかな湧き水が流れ、

その湧き水を利用した、「ワサビ」の棚田が広がっています。

そして、静岡と言えば、緑茶。

この有東木は、ワサビが有名ですが、お茶も有名。

訪れた時期が、新茶のお茶刈り時期ということもあって、

車から降り立つと、お茶の香りが辺り一面に漂い、深呼吸すると「ホッ」とする気持ち良さ。

その、有東木にある特産品売り場「うつろぎ」。

名産の本ワサビを使ったソフトクリームや、ワサビ漬けなどが販売されています。

来客者には、静岡茶を無料でサービス。

「ワサビ田」へ流れる、清らかな川の前で涼しみながら、静岡茶で一服。

※5月6日~21日までは、お茶刈りの時期のため、休業とのこと。。

こんな自然に囲まれた、オクシズ「有東木」ですが、

今回の目的は、この店の奥にある食事スペース。

15年ほど前に納品させていただいた、当社のテーブルの現状を確認しにやって来ました。

ゆったりくつろげる畳スペースに、

4cm厚の、檜の座卓。

そして、土間スペースに檜のテーブル。

ビニールマットを敷いてありますが、良い感じの色合いに変化しています。

そのテーブルで、「もり天」を注文。

我ながら、食材を際立たせる檜素材に感動しつつ、蕎麦と本わさびを堪能しました。

本わさびは、とにかく甘いのが特徴。

一口食べると、口の中に甘みが広がり、最後にわさびのツーンとした味がして、

それが静かに消えていくような感覚です。

蕎麦は、歯触り・喉越しの良い手打ち蕎麦。

わさびの葉の天ぷらは、抹茶塩で。

どの食材も、「遠くまで来て良かったな」と思える美味しさ!

お越しの際には、「もり天」がオススメです。

15年経っても、やさしい木肌の檜素材。

汚れにも強い素材だからこそ、多くの飲食店で使われています。

いつまでも変わらない、滑らかな檜の木肌を撫でながら、お店をあとにしました。

自然に囲まれた、静岡のオクシズ地域。

川原でバーベキューをするも良し、のんびり山を散策するも良し。

ヒノキクラフトで使われている檜は、こんなのどかな山々の木を使用して造られています。

これからの季節は、気候も暖かくなって、自然を満喫できる気持ちの良い季節。

自分の使っている机って、どんなところの木を使っているのかな。

家具の産地を見ることで、いままで以上に、使っている家具に愛着が湧くのではないでしょうか。

自然を満喫しながら、「檜のふるさと」へ、ぜひお越し下さい。