パートナーショップまるい家具 part.1
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千葉県成田市のパートナーショップ「まるい家具」さん。
昨年末、店舗を改装し、『ひのきの家具専門店』としてリニューアルオープン!
そこで今回は、まるい家具さんにオジャマしてみました。
まずは、お店を紹介する前に、成田市の観光名所をご紹介。
成田市といえば、全国で2番目に初詣客の多い、成田山新勝寺が有名です。
新勝寺は、平安時代に平将門の乱を平定するために開山し、約1080年の長い歴史があります。
正門をくぐると、
次に現れたのは、仁王門。
「魚がし」と書かれた大提灯。
迫力があります。
門をくぐり、石段をのぼりきると、ここが大本堂。
この中では、「御護摩祈祷(おごまきとう)」が、一日に数回、行われています。
本堂内は撮影禁止でしたので、イラストでご紹介。
「御護摩祈祷」とは、平安時代に天皇より命じられ、
将門の乱を収束させたという開山縁起を持つ祈祷です。
開山以来、一日もかかかさず行われているこの「御護摩祈祷」。
本堂内の中央で、高貴な僧侶が御護摩の炎に向かい、
護摩木(ゴマキ)という特別な薪を投入し、願い事が成就することを祈願してくれます。
実際に座って体験しましたが、ピンと張り詰めたこの空気感に、背筋が伸びました。
祈祷も終わり、心が洗われるような気持ちで、本堂を後にします。
空を見上げると、成田空港に近いだけあって、国際線の飛行機が間近に。
古き日本の文化に触れた後、近代的な乗り物を間近に見る。
なんとも言えない、不思議な気持ちになります。
さてさて、次に向かったのは、「光輪閣」。
こちらで、精進料理を頂きます。
「知る人ぞ知る」といわれる、成田山の精進料理「坊入膳」。
「坊入膳」とは、お不動さまにお供えしたものを下げた後、その材料を使って調理した食膳のこと。
素材を活かし、あっさりとした味付けで、おいしく頂きましたが、
その中でもこの黒紫色の煮付けが、とっても美味。
その食材がこの写真なのですが、
大根のような、カブのようなカタチにも見える、この不思議な食材。
実は「ごぼう」なのです。
黒紫色の食材は、成田山名物、特大「大浦ごぼう」の煮付け。
「ごぼう」といえば、コリコリと硬い食感をイメージしますが、
この大浦ごぼうの煮付けは、長時間、手間暇かけて調理されているため、
ホクホクと、ごぼうとは違う食感を堪能できます。
しかもこの「大浦ごぼう」は、大浦地区で数件の農家だけが栽培しているため、
世にはあまり出回らない、貴重な食材なのです。
食事も終わり、外を覗くと、「銅板葺き屋根」の建物が。
張り替えたての光輝く銅板屋根は、あまり見かける事がありません。
そこで、写真を一枚。
新勝寺を後にして、周辺を散策。
土産物屋が駅まで続く、成田山表参道。
風情ある旅館や、歴史を感じるお店が建ち並びます。
その中で、成田市の名物といえば「うなぎ」。
職人が目の前でうなぎを捌き、炭火で焼きあげます。
参道を歩いているだけで、うなぎを焼く煙と匂いが漂い、たまりません!
おみやげにオススメなのが、
「名取亭」の瓜の漬物「いんろう漬け」。
大正初期の創業で、「いんろう漬け」を世に広めたお店として有名です。
酒飲みにはたまらない、「酒の肴」としても最高な逸品です!
実際に成田市を歩いてみると、新勝寺を中心に、市内全体が観光客で活気のある街でした。
国際空港も近いだけあって、海外からの訪問者も多く、インターナショナルな街「成田市」。
古くからの日本の文化に触れたあと、
子どもと一緒に近代的な空港で飛行機を眺める、そんなコースもオススメです。
それでは次回、まるい家具さんの店舗をご紹介。
お楽しみに~。