大きな鉛筆削り機|檜の枝の埋め木加工

なにやらコソコソと。

機械に取り付けられた、

巨大なえんぴつ削りで、

埋木に使われるヒノキの枝を

加工しています。
下側から細い枝を入れ、

力を込めてグイグイっと。

ワイルドな削りカスとともに、

円錐状の枝ができあがりです。

このえんぴつ型の枝を使って、

節の抜け穴を埋めていくのです。

節があるということは、

『本物の木』であるという証拠。
樹木の成長過程で、枯れた枝は

木材の中へ包みこまれていきます。
そして、板状に加工された時に現れるのが、

この『節』。節は枝の跡なのです。

枝の跡を、ヒノキの枝で再び埋木。
だから、違和感のない、

自然な仕上がりになるのです。
一本の木の中身は、

節の少ない部位もあれば、節の多い部位も。
手間はかかりますが、

ひとつひとつの節の状態に合わせて、
丁寧に丁寧に仕上げています。

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自社工場・自社職人、少量製作だからこその、

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ヒノキクラフト。

 

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Posted by hinokicraft