特注木製キッチン|框(かまち)を組む

キッチンの構造体をよく見ると、
板ではなくて、フレーム(枠)状になっている。

この枠組みを、框(かまち)とよびます。
こうやって組むことで、
木の動きをできるだけ抑えることができます。

長い使用に耐えうるように、ヒノキクラフトでは通常、
キッチンの帆立(ホタテ:縦に仕切る板)をすべて框構造で仕上げます。

そして、縦のラインを框で仕上げる以上、
横のラインも框にしてあげなければならない。
縦と横の動きが大きく異なると、接合部でズレが生じて
パキッと割れたり歪んでしまう恐れがあるから。

というわけで、棚板(横に仕切る板)も框構造。
とにかく、パーツひとつひとつに手間がかかる。

この気の遠くなるような作業を繰り返し、
ようやく一つの物体が形づくられていくのであった。

完成まで、まだまだ続く…。

 

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ヒノキクラフト。

 

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