自然素材の家をつくってみました
昔取った杵柄(きねづか:静工、タマビの建築学科など)で
自然素材の家(自宅)を実験的につくってみたのが、3年前。
ヒノキクラフトの家具と同様、
良質だけど、ちょっと安いというところも目指した。
こんなところがいい、悪いとレポートするはずだったが、
家具が忙しくてさぼっていた。
そんなところ、中学時代からの友人であり、
建具職人「カツミタテグ」さんが
全国建具組合 連合会会長賞を受賞したとのことで、
先日むりやり自宅玄関の戸を交換させられた。
確かにすごい。
小さな木工品によく見られる象眼細工的な文様を
シンプルにまとめあげている(ひまっだったのかな?)。
実際のところ、
「お金ないよ。」
「じゃ、これでどお?」
と、まあ良心的な価格で譲り受けることにした。
そんな経緯があり、
久しぶりに自然素材の家の近況を報告しようと思いついた。
雨がじとじと降るこの時期も、
杉の床にごろんとなって庭を眺め、快適に過ごしている。
建築の一部として計画した庭の木も何となく格好がついてきて、
玄関を開けたときに見える最初の風景に、
ほっと胸をなでおろす。
ちなみに猫は、ある晩ヒノキクラフトの倉庫で拾った。
そのまま倉庫で飼おうと思っていたが断念し、結局この家へ。
名前を「わぐ」という。
けっこう床を傷つけてくれるけど、それを大きなストレスには感じていない。
視覚的にも、体感的にも、自然素材の家は気持ちがいい。
今のところ、不満はない。
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自社工場・自社職人、少量製作だからこその、
手づくり品質と期間なしのアフターサービス。
創業から、家具産地で想いと技を込めてきた、
つくり手の顔が見える本物の無垢家具づくり
ヒノキクラフト。