お茶どころ、静岡

静岡市葵区栃沢(井川方面)でお茶会があると聞きつけ、
休日に行ってきました。

お茶づくり農家の「山水園」さんが、
毎年春と秋の2回主催されているそうです。

栃沢はこんなところです。
茶畑が広がり、美しい風景がありました。

お茶会は、民家の中で行われました。
風情を感じます。

お茶会といっても、煎茶がメインです。
最高級の茶葉に、50度に冷ましたお湯をそそいでいただくと、
「これがお茶?」と思わずうなってしまう味と出会えます。
甘いというか、濃いというか。
私は、ダシが入っているんじゃないかと思うような「味」を感じました。

ひととおり、お茶の入れ方を教えていただきました。
お茶菓子にも、こだわりが感じられました。

そのあと、フタで茶葉を押さえいただく「すすり茶」もごちそうになりました。
ただ飲むだけでなく、3度ほどお湯を注いでいただいたあと、
なんとダシをかけて茶葉を食べるのです。
フタに少量のお酒を入れて、酒の肴といったところでしょうか。

やはり青い苦みのようなものを感じたのですが、
ビタミンEが豊富とのことでした。
お茶の葉を食べるだなんて、こちらも初体験でした。

合間に山の幸のお料理をバイキング形式でふるまってくださり、
中でもこんにゃくとかぼちゃサラダが絶品でした。

寒くて雨が降っていましたが、かなり長居してしまいました。
心も身体も、まんぷくの一言。

お茶どころ、静岡ならではの楽しみ方を、
新たに発見してしまいました。

山水園さん、どうもお世話になりました。
また、春になったら伺います。