ヒノキの実

ヒノキクラフトの倉庫ショップの前に
檜(ひのき)の苗が植えてあります。
ヒノキクラフトは檜という木にずいぶんお世話になっているので、
この苗を植えた鉢は、さしずめ「神棚」といった風格を
備えているとかいないとか。

ちょっと離れた場所に位置する木工場の花壇にも植えてありますが、
たまに手を合わせてお祈りすることもあります。
ごく、たまにですが。。

最近ふと苗を見たら、丸いブドウのようなものが付いていました。
何だろうと調べたら、どうやらこれが「実」です。

春になると、あのイヤな花粉をまき散らす花を咲かせますが、
その花が枯れて、この季節に実をつけます。
秋ごろには熟して茶色くなりますが、この実の中に種が入っているようです。

ちなみに、ヒノキクラフトの家具は、決して花粉症を誘発するものではありません。
私自身花粉症ですが、檜の家具に囲まれる生活を始めて(入社してから)、
症状が軽くなったなと感じることこそあれ、
ひどくなったと思うことは一切ありません。

花粉症はあくまでも、檜や杉の花粉に反応するアレルギー症状で、
家具には花粉は付着しておりませんので、大丈夫です。
恐れずに、ご使用ください。

ときどきお問い合わせをいただくこともあるので、
(ごくたまに、年に1度くらいですが)
この場をおかりして説明させていただきました。

話を元に戻しますが、
今回、実がなっているのに気づき、
檜に触れていながら檜のことを知らないことにも気づき、
一年を通して、檜という木がどのような成長を遂げているのか、
今後追跡しないと、これはヒノキクラフトとしてちょっと恥ずかしいかなと
思ったりもしました。

ということで、変化があったら、またご報告します。