ヒノキ端材の再利用《工場見学編》

ヒノキ家具の製造過程で出てしまう余り材。
ヒノキの余り材
こういう長材とか、
檜の端材
短い端材。

ヒノキの有効利用

これらはチップ工場に運ばれます。
檜材の有効利用
先ほどの長材は、このベルトコンベアに乗ることになります。
 
ヒノキ無垢の有効利用
粉砕機の入り口。皮付きの丸太が、
木材再利用のためチップ工場へ
細かく砕かれて出てきます。
ヒノキの再利用
そのままストックヤードへ。
製紙工場へ
チップはトラックに積み込まれ、
製紙工場へ運ばれて紙になる予定。
バイオマス発電工場
ところでこのチップ工場の一角に、バイオマス発電所があります。
自然エネルギー
地域材を利用した、木質バイオマスエネルギー供給施設。
中をのぞかせてもらうと、
木材がエネルギーに
ここが燃料の入り口。
先ほどの短い端材は、ここに入れられる予定。
ヒノキの皮も
皮もどばっと詰め込まれています。
バイオマス工場の見学
熱っ。
ヒノキクラフトの材再利用
フタが閉まり、ボイラーが本格稼働します。
バイオマス発電とは、間伐材や木屑を蒸し焼きにして
水素などのガスを発生させる発電方法。
ここでつくられたエネルギーの一部は、
先ほどのチップ工場で使われているとのこと。
できる限り無駄なく、
自然素材が循環してます。