あたりまえのことを
解体してみる。
近ごろ、キッチンのご注文をいただくことが
多くなってきました。
ありがたいことです。
が、設備との兼ね合いもあって、
図面を書くのも一苦労。
で、息抜きにながめているのがこちら、
「世界の台所博物館」。
私たちが近ごろよく目にするシステムキッチンは、
世界の中のほんの一部のスタイルでしかない、
ということに気づかされます。
そう思うと、
最新の機能だとか設備だとか、
ぜったいこれがないといけないんじゃないかとか、
そういうしがらみから解き放たれて、
自由に、簡素に
キッチンを再構築できるような、
でもやっぱり難しいような…。
ただ、
あたりまえのように思っているモノの存在や形を
一度ばらばらにして、
本当に必要なモノだけをちょこんとつまみ出してみる。
機能・情報過多な時代に、そういう作業は
日常必要かなと思ったりもします。
4,800円+税とやや高価な本ですが、
キッチンをオーダーでと考えている方、
ほっと一息、ぜひどうぞ。
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