モビール作家
先月の土曜日。雨上がりの午前中のこと。
とある若いカップル(後ほどご夫婦と判明)が来店し、
店内をひととおり見て、口を開いた。
「自分たちはこういうものをつくっているのだけど、置かせてもらえないか。」
見ると、A4のクリアファイルから
動物をかたどった色紙を取り出した。
各々が糸で結ばれ、
全貌が表れると、それは天井に吊るすモビールだった。
青空に揚げる、タコを想像した。
日本的な雰囲気を醸し出している。
色紙の色彩が、日本的なんだと思う。
西洋のモビールは、金属やプラスチックを使うけど、
こちらは、紙と糸だけ。
壁に映る影も、切り絵を連想させる。
たまたま通りかかり、
店舗と商品、お互いの相性を確認しての提案だったと思う。
こういう直感的、偶然の出会いは、すごくうれしい。
価格は2,500円。
店頭で販売しています。
ちなみに、写真のどこかで
ヒノキクラフトのキャラクターが踊っています。
おなじみ「ハッピーワグマ」。
マニュモビールズ(とてもセンスのいいページです。)
http://manumobiles.com/