街の記憶
東京都豊島区高田。
この道をまっすぐに進むと、
突如視界が開ける。
いずれ、太い道路になる(都市計画道路)。
さっきの道を少し戻って左側。銭湯の煙突が目印。
道路の行く手を遮るアパートがある。
今なお、「空室あり」の看板。
ここに、学生時代住んでいた。
もう取り壊されたかと思っていたけど、
しぶとく生きていた。(2010.03.14)
東京を中心に、全国津々浦々、
こうやって大きな道路が張り巡らされてきた。
街の記憶が、どんどん塗り替えられていくのだけれど、
それは誰にとってもうれしいことではない気がします。