家具の夢

つい先日、お客様がふらりとお店に入ってこられて、二三こんな言葉を交わした。

「いつもここを通るんですけれどね、今日は思い切って入ってみました。」
「ありがとうございます。」
「ああ、すごくいい香りね。」
「ありがとうございます。」
「いいですね、夢があって。」
「‥‥ありがとうございます。」
「娘と孫を連れて、また来ます。」
そう言ってお客様が帰られたあと、しばらく頭から離れない言葉があった。
「夢」。
このお店に入った瞬間に感じてくれた「夢」って、なんだろう。
思うに、ひとつには、家具からイメージされる、新しい生活への夢。
テーブルを囲んで、わいわいがやがや楽しむ風景だったり、
ソファにゆったりと身を寄せて、リラックスしている様子だったり、
机に向かって、子どもが一生懸命何かに向かっている姿だったり。
使い手としての、夢。
もうひとつは、このヒノキクラフトがもっている、家具づくりへの夢。
こういう家具があったら楽しいだろうな、とイメージを膨らませながら
企画書を書いたり図面をひいたり。
アイデアを出しながら、ひとつひとつをカタチにしていく喜びが確かにあって、
それがプロダクトを介して伝わる。
つくり手側の、夢。
ヒノキクラフトのお店や家具から、
前者だけでなく、もし後者も感じ取ってくれたら、
それはメーカーとしてものすごく幸せなことだな、と。
それから、そんなふうに家具づくりを、お客様と一緒に楽しめたらな、と
ふとそんなことを感じました。
青葉シンボルロード
お店の前を横切る青葉シンボルロードは、今年もイルミネーションでにぎやかです。
毎年当たり前のように行われているこの事業も、
誰かが夢をのせて企画して、誰かがこの道を歩きながら夢を描いているのかと思うと、
また普段と見え方も違う気がします。
イルミネーションは、来年の2月14日(日)まで。

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Posted by hinokicraft