檜無垢|特注二段ベッド

今回製作した2段ベッドを、商品化しようという話になった。
その名も「ふーらり2段ベッド」(鈴木喜一+ヒノキクラフト)。
建築家・キイチさんに命名いただいた。
命名理由は、こちらを参照。

最大のポイントは、
1段目と2段目を並列しておくと、寝床の高さが同じになること。
そのために、ちょっと構造的な細工をした。
強度はばっちり出ている。

2段ベッドは、たいてい子供が巣立っていくと
使わなくなって捨てるか、立体的な物置になる。

分解して同じ高さになれば、
将来、夫婦の寝室に置いても違和感がない。
もちろん、シングルとして子供がそれぞれ使ってもいい。

今回はプラス、
キイチさんとカズさんの「静岡の香りがする布団を」という依頼を受けて、
枠内にぴったり収まる、生成りの敷き布団も付けてお届けした。

お願いしたのは、
静岡名店街・呉服町通り沿いの「漆畑ふとん店」。
生成りで製作というのは珍しいそうだが、
柄が入ったサテン生地よりもシンプルで、おまけに安い。
ヒノキの質感と、とてもよく合っている。

畳ではなく杉のスノコの上に敷くと言ったら、
中の綿を1枚増やしてくれた。
はじめはふんわりしているけれど、使っていくと半分くらいの厚さになるらしい。

そしてさらに、「枕元にメガネが置ける小さな棚がほしい」。
ということで、枠内にすっぽり入る小棚をつけた。
これは、好きな場所に固定してもらう。
木の下地があれば、壁でも天井でも、具合のいいところに。

ということで、あとは「成田東の家」での施工写真。


ロフトの梁が近いけど、
シンプルな照明でちょっとした秘密基地に。


1段目からの景色。
こちらも悪くないなあ。


さっそく試している、キイチさん。


ベッドとの別れを惜しみつつ。

 

 

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