七間町の映画館が消える?
静岡市の中心街に、七間町の映画館通りというのがあります。
ヒノキクラフトのショップから一本西に向かった通り。
大正の時代から今日までがんばっている、
全国でも珍しい映画館街です。
それがどうやら、少し離れた場所のシネマコンプレックス(複合映画館)に
移転することを決定した、そうです。
つまり、ここの映画館での映画上映をやめて、
鷹匠地区の再開発ビルの中に入ってしまう、ということ。
人の流れはもちろんのこと、
この映画館街が消えて別の建物が建ってしまう。
街のにぎわいが消える。
そう考えただけで、何だか悲しいというか、
そんなことが許されていいの?という憤りさえ感じてしまいます。
ちょっとさびれた、でも何となくレトロな空間というのは、
静岡市中心街ではほとんど消えてしまっていて、
この通りは、大切に大切につないでいかなければいけないと思うのですが。
経営のことが一番の問題であることは容易に理解できるのですが、
保護とか保存していく考え方って、そういうベクトルって
どこかに存在しないのかなあ。
何か情報のある方、ぜひ教えてください。
記事
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090501ddlk22040217000c.html