思い入れリメイク|漆の額縁
今回のご依頼は、歴史を感じる額縁の修復。
漆塗りの額縁の木枠は綺麗な状態でしたが、
中の鏡板を新品に。
穴が空いていたり、角なども経年で劣化してしまい、
綺麗に修復したいとのことで鏡板を製作しました。
元々ついていた板の裏面を覗くと、素材は新聞紙。
新聞紙の年号を見ると「大正7年1月10日」。
約100年以上前のものです。
そんな鏡板を、思い切って新品に。
井桁状に組んだヒノキ板。
額縁のストッパーも、現物と同じように堅木で製作。
無垢の木で作られたものなら、
長年使用しても少し手を加えるだけで、
いつまでもお使いいただけます。
また今日から新たに時を刻む、こだわりの額縁。
自社工場・自社職人、少量製作だからこその、
手づくり品質と期間なしのアフターサービス。
創業から、家具産地で想いと技を込めてきた、
つくり手の顔が見える本物の無垢家具づくり
ヒノキクラフト。
■檜材について(参照/森林・林業学習館)