強靭で心地よい 倉敷帆布
新製品として、クッション座の生地にラインナップした、帆布素材、
子供用の椅子からダイニングチェア、ソファの生地に使用しています。
帆布生地、文字のごとく船の帆(セール)として使用するほど強靭なのです、
素材は綿100%、すなわち天然素材、
化学物質も発生せず、使うほどに布の味が出てきます。
数ある生地屋さんがあるなか、ヒノキクラフトが使用する帆布は、
日本一の綿帆布生産地・岡山県倉敷市の「倉敷帆布」をセレクトしました。
原材料の「綿花」、気持ちよさそうです。
歴史は古く、明治15年創業の老舗、ズラッと並んだ、歴史を感じる「織り機」。
加工の工程は、昔から大きくは変わらず、
熟練の職人が織り上げます。
紡績上がりの原糸2~8本を、1本の糸に合わせ、
合わせ糸本数で号数が決まり、帆布の厚さ・強さが変わります。
各工程で、細心の注意を払い、
キズの箇所・縫い目の仕上がり具合など、人の目でしっかりと検品し、品質を管理。
1台の織機で織り上げられるのは、1日8時間で50~70mほどとか、
たくさんの工程を経て織り上げる、老舗中の老舗、倉敷帆布。
織り加工が終わり「生地染め」へ、
色とりどり・色鮮やかな、染色の生地に。
「丈夫」な素材ゆえに、使い始めは張りがあり、
少し硬く感じることもありますが、化学繊維のように擦り切れることなく、
使い込むほど体に馴染み、柔らかくしなやかになり、味わい深い風合いに育ちます、
まるで無垢の木と同じように、経年変化を楽しめる素材なのです。