職業体験学習
5月20日~22日の三日間、職業体験実習ということで、
静岡市内の中学生2名、ヒノキクラフト『DEPOT(倉庫)』にて、
家具の塗装・梱包・組立などを実習しました。
真剣な眼差しの二人。
組立説明書をしっかりと見て、慎重に組立作業。
杉の本棚を、二人で組み立てました。
時間は掛かりましたが、組み立てた家具を見てニヤリ。
この作業は、物を作り上げる最終行程で、もっともやりがいのあるもの。
こういった経験は、大人になるにしたがって、少なくなっていくのでは。
実習最終日は、静岡県庁へ。
自分たちで塗装し組み立てた、杉の本棚を2台、納品させていただきました。
最後に、本棚の前でパチリ。
子どもたちが、『静岡県庁に、自分たちが組み立てた家具があるんだよ。』
なんて、自慢話になってもらえればなと思いつつ。
家具というカタチになるまでには、
山から木を切り出し、木材を加工、塗装などなど、数々の行程を経てカタチになります。
木を植えたところから換算すると、この本棚になるまでには、60年以上の年月が掛かっているのです。
今回の実習を通して、身近な『モノ』や家具は、
自動的に作られているものだけではなく、
一つ一つ、人の手で作られているものがたくさんあること、
そして、長い年月を経て、さまざまな人の手が関わって、
一つの製品が出来上がっていることを、学習してもらえたらと思います。
中学生のお二人さん、お仕事、お疲れ様でした!