家具職人のしごと
ショップづくりの最終過程、
壁面収納家具ができてきました。
吊り戸を、天井に打ち付けているところです。
家具は緻密につくるのですが、
建築の壁や床、天井は、わりと大きなゆがみがあります。
そのゆがみと戦いながら、
見た目がぴちっとそろうように、丁寧に位置決めをして取りつけていきます。
結構な、力しごとです。
扉部分が、全部収まりました。
すっきりと、空間全体がまとまってきました。
始めてわずか1年足らずの若手職人が、最後までやり遂げてくれました。
作るときはもちろん、取りつけるときにも知恵をしぼる場面が多く、
家具は、「気」と「頭」をフルに使うしごとだと
改めて実感しました。
特注(オーダー)品の見本として、お客さまにもご覧いただけます。
木目の美しさや、自然素材がもつ気持ちよさを、
実際に来て、見て、体験していただけたらと思います。
あとは、コンクリート部分に漆喰を塗って、
とりあえずショップの箱部分は完成です。
あとは少しずつ、什器やコンテンツを増やしながら、
魅力あるお店づくりをしていきます。
ご期待ください(長い目で)。