加工の始まりは手押し鉋|ハンドプレナー
大型の手押し鉋(カンナ)。
「ハンドー」とか{プレナー」とか
「ハンドプレナー」とか呼んでいます。
昇降可能な左右の定盤は、
完全な水平面が保たれていて、
その盤に挟まれた中心部の円筒型の軸には、
3枚の刃が取り付けられています。
木取られたばかりのヒノキの原板です。
木は生き物ですから、
当然いろんな個性を持っています。
こちらの材料をよーく見ると、
反りが出ているのがわかるでしょうか?
まずは、歪みや反りの状態を、
職人の目でしっかりと確認。
製品をイメージしながら、
瞬時に削る面を判断していきます。
凹側を、ハンドで、
ささーっと削っていくと・・・
刃物をあてた側に完全な水平面。
材料の大きさや角度を決めるためには、
絶対に必要となるこの基準面。
この面を作ることが、
家具作りの始まりの作業です。
おそらく、全ての材料・パーツが
最初にお世話になる『手押しカンナ』。
さらにコンパクトな「ハンド」も含めて、
工場内で今日もバリバリ活躍中です。
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自社工場・自社職人、少量製作だからこその、
手づくり品質と期間なしのアフターサービス。
創業から、家具産地で想いと技を込めてきた、
つくり手の顔が見える本物の無垢家具づくり
ヒノキクラフト。