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工房便り [Nテーブルの脚部]





どっしりとした印象の、Nテーブル。

重厚感を出すために、この分厚い脚部の加工には、手間ひまが掛かっているのです。





一見、1本の柱に見える8cm角の脚部。

実は、木の動き(伸縮)を考慮し、2枚の板を貼り合わせて制作しているのです。





木材は、芯に近ければ近いほど、割れが出やすくなります。

海外の木材のように、直径の太い大きな丸太なら、芯を外して柱材を作ることも可能ですが、

国産の木材では、一本の太い角材を作ることは、容易ではありません。

そこで、一般的な建築材は、芯材を使い『背割り』という溝加工を施してあります。





この『背割り』加工は、材の伸縮を手助けし、割れが出難くなりますが、

強度が落ちるというデメリットも。

なにより、ダイニングテーブルに使用すると、

この溝部分に、お子さんの指を挟んでしまう危険性があります。





手間ひま掛かりますが、安全性を考慮し、6cm以上の角材は、

2枚の板を張り合わせ、強度がある脚部を制作しています。





1枚1枚、専用のローラーで丁寧にボンドを付け、





木目を合わせて、ガッチリと接着。





自然な杢目の、一本の柱に。

まずは、お使いいただく、お客様の安全が第一。

一本一本、手間ひまかけて、作り上げています。

 

at 07:00, hinokicraft, 工場便り

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