古い木造長屋に住む

静岡市街地のとある場所に、
何気なく佇む2階建ての木造長屋アパートがありました。
ドアを開けると、どこか古くて懐かしい香りがして、
古い木造長屋に住む
昭和をイメージさせる室内に目を奪われました。
古い木造長屋に住む
階段を上がると
古い木造長屋に住む
廊下の役割も果たす板の間と、和室。
こんな貸家が、静岡の街中にまだ残っていたのかと、
感動すら覚えました。
時代とともに、次々と壊されていく古い木造の住居。
いい風情だなあ、と思って好んで歩いていた通り道から、
ある日突然、その風景をつくり出していた建物が取り壊されていたりして、
なんだか寂しい思いがします。
壊さずに、大切に残して使われきたこの住まいに、
偶然にも出会いました。
ここでの暮らしを通して、
日本が育んできた住まいというもの、
木の文化、家具の文化、
そしてヒノキを素材にした家具を、そこにどう調和していけるか、
修理や改修をしながら考えていこうと思います。
多少の不便や虫との共生は覚悟のうえ。
少しずつ良くしていこうと思います。
興味のある方は、ぜひお付き合いください。

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Posted by hinokicraft